2014年04月07日

大島紬と有松絞りのコラボレーションによる試作ファブリック

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
http://www.earthia-w.com

昨日の東京は一転して肌寒い日でしたが本日はまた春の一日、、、寒いのが大の苦手な店主にとりましては待ちに待った春、本当に気持ちが良いです。

本日も前回に引き続き大島紬の生地に有松絞りを施したコラボレーションによる試作品をご紹介させていただきますが今回はストールではなくファブリックサンプル(反物の一部)です。
これまでの試作品と同じく鹿児島県の大島紬工房「大島紬 秀円」と愛知県の有松絞り工房「スズサン」による合作です。
それぞれの工房/会社のご紹介及び工芸の歴史なども掲載されておりますので最初の記事もその折の作品と併せてご参照くださいませ。
http://earthia-w.seesaa.net/article/392404191.html
また、これまでの作品も併せてご参照ください。
http://earthia-w.seesaa.net/article/393153939.html
http://earthia-w.seesaa.net/article/393452265.html
http://earthia-w.seesaa.net/article/393752227.html

ではまず今回の写真をご覧ください。
大島紬×有松絞りサンプル.JPG

これまでの試作品には伝統的な大島紬とは異なります謂わば現代大島紬とも呼べる生地を用いておりましたが今回は非常にオーソドックスで伝統的な梔子色の無地の「夏大島」を用いております。
伝統的な大島紬といいますと色柄こそ多数ございますが生地の風合い自体はどちらかといえば少しペタッとしてシャリ感のあるものをご想像される方々が多いことと思います。
こちらの「夏大島」もそのような典型的なものの一つで経糸/横糸共にかなり細い絹糸を用いて織られておりますのでそのような風合いに加えて夏場も快適に着用できますように透けるような薄さを持っており非常に爽やかな肌触りの織物となっております、またそれぞれの糸が細いということは織り上げる手間もその分かかるということでもあります。

また今回は絞りの方も非常に伝統的な絞りの一つ「やたら三浦絞り」が施されております。
もともとは豊後(大分県)の三浦木綿に施されておりました絞りの技法の一つで江戸期に豊後から絞りの一大産地となっておりました尾張(愛知県西部)の有松・鳴海地区に伝わったといわれており同地区では当初大豆を生地に括って染めていたことから「豆絞り」と呼称されますこのような絞りを特に「三浦絞り」と呼び現在も大切にその技法が継承されております。
こちらの絞りはそのような絞り文様がランダムに飛んでおりますことから「やたら三浦絞り」の名前がついております。
また染料も伝統的な藍が用いられておりその濃いめの落ち着いた色はやはり風格のようなものが感じられます。

こちらのファブリックは黒に近い濃紺に鮮やかに梔子色(こちらの方が夏大島紬の地色)の細かな絞り柄が浮かび上がっておりそれぞれ伝統的な大島紬の生地と有松絞りの柄であるにも関わらず落ち着いた中にも非常にインパクトのある味のあるものに仕上がりました。
まだこちらは試作段階ではありますがクオリティーといたしましては申し分なく非常に興味深いファブリックでありますことは間違いございません。

これまで5度にわたり我が国の誇る2つの伝統工芸によるコラボレーションを一人でも多くの皆様に知っていただきたく試作品をご紹介させていただいてきましたがひとまず今回で一段落となります。
展示販売可能な作品も近日中には完成いたしますのでそちらもぜひご期待くださいませ!
                                               店主



posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 16:39| 東京 ☀| Comment(0) | 工芸/クラフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

大島紬と有松絞りのコラボレーションによる試作ストール4

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
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昨日の雨もすっかり上がり今日の東京は晴れ、何とも気持ちの良い春の一日が戻ってまいりました。

本日も前回に引き続き大島紬の生地に有松絞りを施したコラボレーションによる試作ストールをご紹介させていただきます。これまでの試作品と同じく鹿児島県の大島紬工房「大島紬 秀円」と愛知県の有松絞り工房「スズサン」による合作です。
それぞれの工房/会社のご紹介及び工芸の歴史なども掲載されておりますので最初の記事もその折の作品と併せてご参照くださいませ。
http://earthia-w.seesaa.net/article/392404191.html
また、前々回、前回の作品も併せてご参照ください。
http://earthia-w.seesaa.net/article/393153939.html
http://earthia-w.seesaa.net/article/393452265.html

ではまず今回の作品の写真をご覧ください。
大島紬×有松絞りストール10.JPG
今回の試作品の地になっております鮮やかな若草色のストールは前回の紅梅色の大島紬と同じく「亀甲平(きっこうひら)」と名付けられております現代大島紬の逸品です。
こちらは伝統的な大島紬とは少し異なり細い糸とやや太めの糸を用いて織り上げそれぞれの糸の強さの違いから縮む部分とそうでない部分ができ平織でありながら細かな亀甲文様が現れることがその最大の特徴となっております。

アップの写真もご覧ください。
大島紬×有松絞りストール11.JPG
アップにいたしますと生地全体に現れております細かな亀甲文がお分かりいただけますことと思います。
今回の一見絞りのようには見えない大胆な絞りは「染め分け帽子絞り」と呼ばれておりますものでちょうど染め分けたい境界になる部分を糸で細かくぐしてゆき染色液がそれより上に上がらないようきつく絞り上げた状態で下半分を桶の中の染色液浸すことによって染め分けを施す「桶絞り」の一種でちょうど色の違う帽子を被せたように見えますことからこの名前が付いております。
染め分けられた焦茶色と地色の若草色がはっきりとしたコントラストをなしており非常にインパクトがございます。

実際に首に巻いたところの写真もご覧くださいませ。
大島紬×有松絞りストール12.JPG
染め分けられた2色の内お好みの色、もしくはちょうど染め分けられた部分などお好きな部分を見せていただくことができますので様々な巻き方をお楽しみいただけますことと思います。
前回の試作品と同じくこちらも比較的大判サイズですが生地自体が非常に薄く柔らかいためストールといたしましてもその大きさを持て余すことはおそらくございません上に大きく肩から掛けていただき薄手のショールのようにもお使いいただけますのでこれからの季節にはとても重宝いたしますことと思います。
こちらもまた伝統工芸という枠に捉われる以前に普通に1つのファッションアイテムといたしまして素晴らしく望んでも他ではなかなか手に入らない逸品でございます。

まだこちらは試作段階ではありますがクオリティーといたしましては申し分なく一人でも多くの皆様に我が国の誇る2つの伝統工芸によるコラボレーションを知っていただきたく次回も続けて試作品をご紹介させていただきますので引き続きご注目くださいましたら幸いです。
展示販売可能な作品も近日中には完成いたしますのでご期待くださいませ!
                                               店主





posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 15:30| 東京 ☀| Comment(0) | 工芸/クラフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

大島紬と有松絞りのコラボレーションによる試作ストール3

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
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今日の東京は晴れ、とても気持ちの良い春の一日です。
先日はあいにくの雨でしたが桜もそれほど散ることなく今も美しく咲き誇っております。

本日は前回に引き続き大島紬の生地に有松絞りを施したコラボレーションによる試作ストールをご紹介させていただきます。これまでの試作品と同じく鹿児島県の大島紬工房「大島紬 秀円」と愛知県の有松絞り工房「スズサン」による合作です。
それぞれの工房/会社のご紹介及び工芸の歴史なども掲載されておりますので最初の記事もその折の作品と併せてご参照くださいませ。
http://earthia-w.seesaa.net/article/392404191.html
また、前回の作品も併せてご参照ください。
http://earthia-w.seesaa.net/article/393153939.html

ではまず今回の作品の写真をご覧ください。
大島紬×有松絞りストール7.JPG
今回の試作品の地になっております鮮やかな紅梅色のストールも伝統的な大島紬とは少し異なり細い糸とやや太めの糸を用いて織り上げそれぞれの糸の強さの違いから縮む部分とそうでない部分ができ平織でありながら細かな亀甲文様が現れるため「亀甲平(きっこうひら)」と名付けられております現代大島紬の逸品です。
こちらも従来の大島と比べ非常に薄く軽いため肌触りがとても柔らかく優しい風合いが特徴となっております。

アップの写真もご覧ください。
大島紬×有松絞りストール8.JPG
アップにいたしますと生地全体に現れております細かな亀甲文がお分かりいただけますことと思います。
今回の絞りはその文様が無数の太陽と竜巻が起こす風の組合せのように見えることから「日の出竜巻絞り」と呼ばれておりストールを首に巻いていただきますと日の出文様が両端に、竜巻文様が首に巻かれているあたりに来ますような意図のもと絞りが施されております。
これまでと今回の試作の相違点といたしましてはこれまでの2点のように染色で新たな色を加えるのではなく絞りを施したのち抜染液に浸し絞りが施されていない部分の紅梅色の地色を薄くしておりますことが挙げられます。この部分に新たに染色を施し別色を加えることも可能ですが今回は抜染の加減が絶妙でちょうど良い具合にごく淡い桜色になっており作品全体のイメージにも良くマッチしておりますので抜染のみの状態で留めております。

実際に首に巻いたところの写真もご覧くださいませ。
大島紬×有松絞りストール9.JPG
先ほどご説明させていただきました通り首に巻いていただきますとちょうど良いバランスで両端に日の出文様が現れとても効果的です。
またこちらは比較的大判サイズですが生地自体が非常に薄く柔らかいためストールといたしましてもその大きさを持て余すことはおそらくございません上に大きく肩から掛けていただき薄手のショールのようにもお使いいただけますのでこれからの季節にはとても重宝いたしますことと思います。
こちらもまた伝統工芸という枠に捉われる以前に普通に1つのファッションアイテムといたしまして素晴らしく望んでも他ではなかなか手に入らない逸品でございます。

まだこちらは試作段階ではありますがクオリティーといたしましては申し分なく一人でも多くの皆様に我が国の誇る2つの伝統工芸によるコラボレーションを知っていただきたくあと数回にわたり試作品をご紹介させていただきますので引き続きご注目くださいましたら幸いです。
展示販売可能な作品も近日中には完成いたしますのでご期待くださいませ!
                                               店主







posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 14:54| 東京 ☀| Comment(0) | 工芸/クラフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

大島紬と有松絞りのコラボレーションによる試作ストール2

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
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今日の東京は雨模様です。
先日桜の開花宣言がありこの週末はちょうど満開の時期かと思いますがこの雨で散ってしまわなければよいのですが、、、。

前回はオーディオコンサートのお知らせ記事が挟まりましたが本日からまた引き続き大島紬の生地に有松絞りを施したコラボレーションによる試作ストールをご紹介させていただきます。最初の試作品と同じく鹿児島県の大島紬工房「大島紬 秀円」と愛知県の有松絞り工房「スズサン」による合作です。
それぞれの工房/会社のご紹介及び工芸の歴史なども掲載されておりますので最初の記事もその折の作品と併せてご参照くださいませ。
http://earthia-w.seesaa.net/article/392404191.html

まずは写真をご覧ください。
大島紬×有松絞りストール4.JPG
今回の試作品の地になっております淡い薄香色のストールも伝統的な大島紬とは少し異なり極細の生糸で非常に薄く織り上げた現代大島紬と呼べる逸品です。
生糸とは蚕の繭から引き出したかろうじて目視可能な位の極細の繭糸を数本揃えて繰糸の状態にしたままの絹糸のことを言いこの段階でもまだ時に目視困難なほど極細です。
そのような生糸を用いておりますので従来の大島と比べ非常に肌触りが柔らかくまるで天女の羽衣を思わせるような透けるように薄く軽い風合いが特徴となっております。

アップの写真もご覧ください。
大島紬×有松絞りストール5.JPG
こちらの絞りはその文様が蜘蛛の巣のように見えることから「蜘蛛絞り」と呼ばれておりそれぞれの蜘蛛の巣の中心を細い鉤に引っ掛け引っ張った状態でその中心から適量の地を糸で細かくぐるぐる巻きに括ることで防染を施してから染め上げる絞りの技法でこのようにアップにいたしますとそれぞれの蜘蛛の巣の文様ががよくご覧いただけますことと思います。
以前ご紹介いたしました「手蜘蛛絞りヴェルヴェットショール」http://earthia-w.seesaa.net/article/384979788.htmlもほぼ同じ絞りの技法ですがそちらは文様の飛び方などが若干異なりますことと絞りを施したのち一度抜染し地色を落としてからその部分に新たに別の色で染色を施しております点で今回の作品とは若干技法が異なります。

実際に首に巻いたところの写真もご覧くださいませ。
大島紬×有松絞りストール6.JPG
薄香色の無数の蜘蛛の巣がほぼ反対色の常盤色の中で非常に目に鮮やかです。
また繊細な生地の透け感がとても優しくにもこれからの季節には非常に重宝いたしますことと思います。
こちらもまた伝統工芸という枠に捉われる以前に普通に1つのファッションアイテムといたしまして素晴らしく望んでも他ではなかなか手に入らない逸品でございます。

まだこちらは試作段階ではありますがクオリティーといたしましては申し分なく一人でも多くの皆様に我が国の誇る2つの伝統工芸によるコラボレーションを知っていただきたくあと数回にわたり試作品をご紹介させていただきますので引き続きご注目くださいましたら幸いです。
展示販売可能な作品も近日中には完成いたしますのでご期待くださいませ!
                                               店主





posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 14:36| 東京 ☁| Comment(0) | 工芸/クラフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月23日

大島紬と有松絞りのコラボレーションによる試作ストール1

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
http://www.earthia-w.com

最近はかなり暖かくなってまいりました。
桜の開花ももうすぐとのことで待ち遠しいですね!

本日は大島紬の生地に有松絞りを施したコラボレーションによる試作ストールをそれぞれの工芸にフィーチャーしながらご紹介させていただきます。

ところで皆様は少し以前にこちらのコーナーにてご紹介させていただきました世界的に著名な有松絞りの「スズサン」を手掛ける工房による「手蜘蛛絞りヴェルヴェットショール」を覚えていらっしゃいますでしょうか?
http://earthia-w.seesaa.net/article/384979788.html
そちらの作品はEarthia Wisteriaのオリジナルというわけではございませんでしたがその際「スズサン」の日本を代表する有松絞り職人の一人「村瀬裕」氏よりせっかく何か制作するのであればEarthia Wisteriaならではのオリジナルコラボレーション作品を制作してみてはどうかとご提案を受けましたことがきっかけとなり今回ご紹介させていただきます試作品制作の運びとなりました。

「有松、鳴海絞り」という名前は皆様も一度くらいはお耳になされたことがあるのではないかと思いますがその歴史は深く宿場町として知られるこの地域では江戸時代初期にはすでに三河木綿などに絞り染めを施し手拭いや浴衣などを生産していたという記録が残っておりその後豊後の三浦絞りの技法なども伝わり飛躍的な発展を遂げ以来この地では400年の長きにわたり絞りの技と伝統を伝えています。
様々な生地を糸で括り防染を施してから染色する技法は我が国以外にも様々な国々で見られますがやはり手先の器用さと繊細な感性に裏付けられた日本の絞りは特筆に値するクオリティがございます。
「スズサン」は名古屋市緑区の有松アトリエだけでなくドイツのデュッセルドルフにも拠点を置きヨーロッパの著名な各メゾンなどにも絞りのファブリックを提供しており色々な分野の伝統工芸が衰退してきている我が国の現状の中で非常に活発な活動を続けており既にブランドとして世界的な名声を獲得している数少ない伝統産業の工房/会社の一つです。

今回のコラボレーション作品の生地となっております大島紬はEarthia Wisteria立ち上げの頃から作品を展示販売しておりつい昨今も「伊勢丹立川店」でのストール・ショール催事http://earthia-w.seesaa.net/article/380118883.htmlでは非常にご好評をいただきました「大島紬 秀円」の逸品が用いられております。
日本を代表する伝統工芸士の一人「重田茂和」氏により運営される「大島紬 秀円」は鹿児島県鹿児島市に工房を構えており平成10年に設立された比較的新しい工房ですがその伝統技法を継承するだけでなく新しい織りの考案、大島紬を使ったコラボレーション作品の制作、パリでの展覧会など高い技術をベースとした伝統と現代的な感性の融合を図り大島紬の可能性を拓くその精力的な創作活動は常に業界の注目を浴びています。
ウェブサイトも併せてご参照ください。
http://rencontre.jp/index.html

「大島紬」につきましても皆様一度はお耳になされたことがあるのではと思いますがその歴史もまた非常に深く18世紀初頭に鹿児島藩の指示により奄美大島では島役人以外の紬着用を禁じている文書が存在しているため確実にその大分以前から既に生産が行われていたと考えられています。
紬とは普通絹糸は繭の繊維を引き出して作られますが生糸を引き出せない品質の繭をつぶした真綿より糸を紡ぎだしたものを紬糸を用いて織られた織物です。
大島紬の場合は染色法も独特でティーチギと呼ばれる樹皮の煮出し汁により色を染め鉄分の多い泥土につけて大島特有の色を発色させます。
19世紀頃からは前もって染め分けた糸を経糸や緯糸に用いて織り上げることで文様を表す絣(かすり)の技法も取り入れられ良く知られる伝統的な大島紬独特の文様として発展を遂げました。
現在ではそのような伝統技法を守ることと併せて様々な織りや染色の技法も柔軟に取り入れ多種多様な織物を生産しています。

さて、それぞれの工芸のご紹介はこのくらいにさせていただき今回試作いたしましたストール作品をご覧くださいませ。
大島紬×有松絞りストール1.JPG
地になっております桜色のストールですがこちらは伝統的な大島紬とは少し異なり経糸に従来の大島紬のハリのある絹糸、横糸には柔らかくて節のある絹糸(スラブ糸)を用い淡い桜色のグラデーションを表現した現代大島紬と呼べる逸品で従来の大島と比べ非常に肌触りが柔らかい風合いが特徴です。

アップの写真です。
大島紬×有松絞りストール2.JPG
こちらの絞りは「手筋絞り」と呼ばれており生地を棒状に丸め込んで糸で細かくぐるぐる巻きに括ることで染料に触れない内側部分と触れる外側部分を作り出しその染色された部分が「筋」のように見えることからこのように名づけられた絞りの技法でこのようにアップにいたしますと糸の跡がよくご覧いただけますことと思います。

実際に首に巻いたところの写真もご覧くださいませ。
大島紬×有松絞りストール3.JPG
桜色の優しいグラデーションの地色に消し炭色の手筋絞りの縦縞がとても効果的なコントラストとなっており目にも非常に鮮やかなストールとなっております。
伝統工芸という枠に捉われる以前に普通に1つのファッションアイテムといたしまして素晴らしく望んでも他ではなかなか手に入らない逸品でございます。
色や素材的にもこれからの季節には重宝いたしますこと請け合いでございます。

まだこちらは試作ですが現段階でもクオリティーといたしましては申し分なく一人でも多くの皆様に我が国の誇る2つの伝統工芸によるコラボレーションを知っていただきたく今回から数回にわたり試作品をご紹介させていただきますので引き続きご注目くださいましたら幸いです。
展示販売可能な作品も近日中には完成いたしますのでご期待くださいませ!
                                               店主





posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 15:56| 東京 ☀| Comment(2) | 工芸/クラフト紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする