こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロン「Earthia Wisteria」の店主です。
「ホームページ」
http://www.earthia-w.com「Facebookページもできましたので併せてご参照くださいませ」
https://www.facebook.com/EarthiaWisteria東京はここのところ少し寒が戻ってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週火曜日、水曜日は店主出張のためお休みを頂いてしまいご不便をおかけしてしまいました。
さて、本日は未年に因んでというわけでもありませんが陶芸家「小貫善二」氏制作の「羊ランプ」18000円をご紹介いたします。
小貫氏につきましてはこちらのコーナーでは初のご紹介となりますのでまずは簡単なプロフィールから、、、
「小貫善二」氏は栃木県茂木町に薪窯を築窯し同じく陶芸家の「小貫なつ」氏とともに精力的に作陶活動を続ける陶芸家です。
益子にて益子焼の伝統と技術を学びましたがその作風は益子焼の範疇にとどまるものではなくガラス質の多い半透明な独自の陶土を調合するなど非常に独創的なものです。
各地で個展などを精力的に催しておりますのでご存知の方々も多いことと思います。
またベルリン陶磁器美術館、グラッシー美術館ライプツィヒ、ベルリンダーレム博物館などにその作品が所蔵されていることでも知られております。
では今回の作品をご覧くださいませ。

なんとも個性的な形をしております。
灯を点さない状態ですと白い陶器のオブジェのようでコードなどが付いていないと一見ランプには見えません。
綺麗に面取りされた木台の上に無数の円形が幾何学的に組み合わされた球形シェードが被さっており天辺に羊が乗っかるモティーフとなっております。
ただこの羊、新種の魚類などのようにも見え(笑)何ともユーモラスな小貫ワールドと言えましょう!
灯を点したところもご覧くださいませ。

小貫氏のプロフィール内でも少し触れましたが氏はガラス質の多い独自の陶土を調合して使用しております。
ランプに灯を点しますとガラス質が多いその陶土の性質上全体がある程度の光を通すため美しい半透明のシェードとなります。
但しその分陶土に粘りがなく作陶には非常にデリケートな手先の感覚が要求されます。
因みに普通の陶土はこのように光を通すことはありませんので穴の開いた部分からわずかに光が漏れるのみとなってしまいます。
ガラス質の多い磁器などは半透明になったりしますがその場合は型に流し込んで制作することとなりますのでろくろなどを用い手で制作する陶器とはまた違ったものとなります。
より多くの皆様に実物をご覧いただきたい作品ですのでお近くの皆様はぜひともEarthia Wisteriaにお立ち寄りくださいませ。
また近くEarthia Wisteriaでも小貫氏の作品展など催せたらと思っておりますので皆様どうか楽しみになさってらしてください。
店主
posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 15:52| 東京 ☁|
Comment(0)
|
新入荷
|

|