2016年02月17日

玻璃胎七宝ランプ「藤」

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロン「Earthia Wisteria」の店主です。
「ホームページ」
http://www.earthia-w.com
「Facebookページ」
https://www.facebook.com/EarthiaWisteria
「Google+ページ」
https://plus.google.com/+Earthia-w

皆様いかがお過ごしでしょうか?
Earthia Wisteriaは恵比寿三越での作品展も終わりやっといつも通りのペースになってまいりました。

さて、本日は玻璃胎七宝と金工によりますランプ作品「藤」のご紹介です。
まずは作品をご覧くださいませ。
玻璃胎七宝ランプ「藤」1.JPG
ご覧いただけます通りの非常に美しいランプですがこちらの作品のシェードは「玻璃胎七宝/玻璃七宝」によるものございます。
「玻璃胎七宝/玻璃七宝」、、、なかなかお耳慣れしない言葉と思いますのでまずはその工芸のご紹介から、、、
従来「七宝焼」とは金属(金/銀/銅)にガラス釉を焼き付けたものを指しますがその土台となる板(胎)は金属ですので決して光は通しません。
「玻璃胎七宝/玻璃七宝」はその胎を金属から玻璃(ガラス)に変えガラスの上に伝統的な有線七宝を施し焼き付けた世界でも他に類を見ない工芸でございます。
言葉で説明いたしますと上記のようになりますがガラス胎やガラス釉はそれぞれ膨張係数が異なり、、、更に厳密には釉もそれぞれ色により膨張係数が異なりますのでそれらをひび割れ等させることなくガラス胎に焼き付け一つの作品にまとめることは至難の技と言っても過言ではございません。

シェード部分の制作はこちらでは初めてのご紹介となります玻璃七宝作家「東 洋子(あずま ようこ)」氏によるものです。
東氏は自身の工房兼ショールーム「クラフトあずま」を京都市下京区にて主宰しております。
グラフィックデザイナーから転じて七宝/彫金を学び、これらに螺鈿/陶板/ガラス/漆等の異素材を組み合わせながら様々な新しい作品を制作しており、京都でその貴重な伝統財産をベースに長い研究の末、特殊ガラスと
七宝釉薬を融合させた玻璃七宝の技法を完成させました。
様々な美術展などで数々の受賞歴を持ち女性らしい繊細な感性が確かな技巧に支えられ他に類を見ない作品を制作し続けています。

では灯を点した写真もご覧くださいませ。
玻璃胎七宝ランプ「藤」2.JPG
淡い光が艶消し半透明のガラスを更に美しく彩ってくれます。
こちらの金属スタンド部分の制作はこれまでにも何度かご紹介しておりますお馴染みの岐阜県土岐市の金工作家「小林輝三」氏によるものです。
今回シェードのモティーフが藤の花ですのでスタンド部分もそれに合わせ藤の蔓をイメージして制作されております。
また良くご覧いただきますと真っ黒ではなく焦げ茶色に近い仕上げとなっておりますのがお分かりいただけますことと思いますが金属部分全体に焦げ茶色の漆が焼き付けられておりシェードの淡い色を強すぎず弱すぎず良く引き立て作品全体に安定感を与えるものとなっております。

なかなか実際お目にかかることが少ない貴重な工芸作品ですのでぜひともEarthia Wisteriaにて実物をご覧くださいませ。
                                               店主
posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 16:11| 東京 ☁| Comment(0) | 新入荷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: