2014年04月13日

ワインレッドターフェアイト

こんにちは、
東京都自由が丘のクラフトサロンEarthia Wisteriaの店主です。
http://www.earthia-w.com

気持ちの良い春の週末皆様はいかがお過ごしでしょうか?

さて、本日はあるお客様よりのご注文制作品に使用いたします希少宝石「ターフェアイト」の中でも更に希少なワインレッドカラーのものをお客様よりのご了承をいただきましてご紹介させていただきます。

まずは主にスリランカで採取されます「ターフェアイト」について、、、
1945年にアイルランドのターフェ伯爵により発見されて以来半世紀強が経ちますが依然として世界で最も希少な宝石のひとつと言われておりますのが「ターフェアイト」です。
スピネルに非常に良く似た性質を持っていますがスピネルが単屈折であるのに対しターフェアイトは複屈折を示します。
また以前は判別不可能でしたが近年ではその近縁石「マスグラバイト」が「ターフェアイト」から更に区別されるようになりました、どちらも非常に希少なことには変わりございません。
硬度も8~8.5あり劈開も不完全なため実際十二分にジュエリーに使用可能なクオリティーであるにもかかわらず数自体が非常に少ないことから中々ポピュラリティーを獲得できず目下の所知る人ぞ知る希少石となっております。
また、この宝石の一般的な色は少しくすんだような落ち着いた紫色ですが淡い紫色やピンクなどもございます。
ピンクカラーのターフェアイトを用いたWGペンダントもございますので併せてご参照くださいませ。
http://www.earthia-w.com/necklaces_pendants_chokers_33.html

今回ご紹介させていただきます石は「ターフェアイト」といたしましてはほとんど見られない「ワインレッド」カラーのものでございます。
目にいたします機会の非常に少ない希少石の更に希少カラーで謂わば「超希少石」と言いましても過言ではないものですのでぜひとも写真をご覧くださいませ、、、
ターフェアイト.JPG
こちらはスリランカでカットされており石をなるべく大きくとるためか日本のカットと比べますと微妙に歪な部分もございます上に多少のインクルージョンも入ってはおりますがこの希少カラーで1.154ct.もありますことを考慮いたしましたらなんらこの石の評価を下げるものではございません。

こちらの「ターフェアイト」は近々工芸的なプラチナリングにセットされる予定でございます、その折にはまたこちらのお客様よりご了承をいただきました上でこちらのコーナーにて改めてご紹介させていただきますので引き続きご注目いただけましたら幸いです。

私共のクラフトサロンEarthia Wisteriaでは様々な希少宝石を用い私共ならでは工芸的なジュエリー/アクセサリーのご制作のお申し付けも随時承っておりますのでどのようなことでもご遠慮なくご相談くださいませ。
                                               店主


posted by アーシィア・ウィステリア店主 at 14:48| 東京 ☀| Comment(0) | 材料/マテリアル紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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